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栃木 渡(トチギ・ワタル)
北海道で【株式会社 北工房】という建築設計事務所の親分を25年間やっています。あなたが幸せになるための「家作り」、ほんの少しだけ、お手伝いできましたら、私も幸せ。


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北海道発・「建築」と格闘中!


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2010年2月 6日 (土)

長期優良住宅で22年度は120万円補助金!?

21年の補正予算で泥縄的に出てきた「長期優良住宅」のための100万円補助金。22年度は名前を「木のまち・木の家整備促進事業」とかいう名称で継続しそうです。21年度は100万円でしたが、地域の木材を一定量使用する事で、更に20万円上積み。

ただし、大手のハウスメーカーでは無く、年間50棟程度以下しか作っていない工務店で建てなければなりません。ただですねぇ、、、いろいろな状況を考えると、今年は、早めに申し込まないと、もしやすると、夏過ぎには締め切り・・・の可能性もあるのかな?と私は読んでいます。

今後、新しい情報が入ればUPしますね。。

今日の教訓 (^m^)/

建てるなら 準備だけして ちょっと待て!?

2010年2月 5日 (金)

住宅版エコポイント 既着工物件は要注意!?

住宅版エコポイント、昨年の12月に着工した物件、、、つまり現在建築中もしくはもうそろそろ竣工する住宅でも、頂戴できます。いわゆる「後づけ」ですね。

ただねぇ、、、これも、、問題ありなんですよねぇ。。昨年の12月に着工したという事は、住宅版エコポイントで要求される断熱性能を念頭におかずに設計、着工している可能性が大。トンテンカンと作っている間に、エコポイント制度が出てきちゃったから、、、そうすうと、、悪意をもってすれば、実際に建っている建物とは、違う内容でエコポイントを申請しちゃう。申請を出されて、審査の時点ではあくまでも書面審査。何とでも性能UPは可能です。で、実際の現場はそんな性能になっていない・・・・というか、もうほとんど出来上がっているから、性能UPしようと思っても、、出来ない。

エコポイント、、、何種類か書面審査の方式があって、その中の「フラット」を取っている物件やら、「設計性能評価&建設評価」を取っている物件は建築途中の現場審査がありますので、絶対安心、、とまでは言いませんが、まぁ、、大丈夫。ところが、普通の、いわゆる確認申請だけの木造戸建ては中間の検査がありませんので、最初の書面審査だけ通ってしまえば、あとはフリーパス。無論、写真添付の事とありますが、最初から悪意をもって行っている人間のやる事ですから、何とでもしてしまうでしょう・・・・。

住宅瑕疵担保保険ってのがありまして、これも中間検査が義務になっていますが、基本的にエコポイントとは全く違う制度ですから、検査員は断熱材の厚さやらなんかは、見もしない。

特に、いわゆる建売住宅で昨年の12月あたりに着工しているのは、、、、売る側の「悪意」があれば、何とでもなってしまいます。エコポイント欲しさに買う側も「悪意」があれば、それは、、まぁ、、制度の悪用という事で、別の次元の話になりますが、買う側が悪意の無い善意の第三者の場合、「エコポイント付ですよぉ~~」と言われて買って、確かにエコポイントはいただけたけど、実際の断熱性能はそこまで至っていない・・・という羽目になります。

一品生産であるがゆえに「ほぼ100%性能が約束された製品」じゃない「建築」を、店頭に並ぶ商品と同様に扱っているあたりから、、、お役人、、というより、多分、言いだしっぺの国会議員さんの勘違いなんだよなぁ。。。どうすんでしょ。。。

本日の教訓 (^m^)/

住宅版エコポイント21年着工の建売は要注意!?

2010年2月 3日 (水)

住宅版エコポイント 秋口にトラブル続発!?

当然のように、業界関係者と住宅版エコポイントについて話をするのですが、どうも大多数の意見としては、今年の春先からマンション系でエコポイント対応というマンション系が続々と建ちそうですね。

確かに1戸あたり30万エコポイント、、で、即時換金可ですから、例えば賃貸マンションのオーナーさんなんかには嬉しい話。いろいろな考え方がありますが、エコポイント換金分を設備廻りのスペックUpに使ったり、実質、工事費を値引きさせたりできるのですから・・・。10戸のマンションだと300万円相当。仮に投資物件であれば、そのまま売り抜けちゃえば、今までと同じ物件でも300万円儲かっちゃう。分譲マンションにしても同じ。

で、、気になるのが申請の状況。予算処置満額までいけば、自動的にシャッターが下りてしまいますから、マンションデベロッパーさんは、早々に申請。あくまでも今年中に着工すればOKですから、極端な話は設計・確認申請なんかを早々に終わらせて、それから工事費の資金手当てすればいい訳です。で、、仮に資金手当てができなければ、「ごめんね、ごねんねぇ~」で貰わなければいいだけの話。

元々、資金力も技術スキルもそこそこありますので、バタバタと、とりあえずはやっつけるか!!で、、、ワリを食うのが、地域工務店の木造戸建て。チンタラとお客さんと打ち合わせして、秋口にやっと申請、、なんて事をしていたら、申請した時点で、「ハイ!!予定量に達したので、シャッター、、ガラガラ」

木造戸建ての場合、お客さんと打ち合わせの経過で、当然の如く、エコポイントを貰う前提で、エコポイント相当のスペックで話を進めてきたのが、結局、エコポイント貰えず。かといって、じゃぁスペック落としますか?っても・・・お客さんは黙っちゃいないでしょう。。

実はエコポイント審査を行う、審査機関の業務費用も機関によって差があります。当然、お安いところに集中。昨年秋の長期優良住宅申請の時も、えらく混乱しましたが、同様の事態が考えられます。資金力の無い、地域工務店が業務費用の安い審査期間に出して、超混み混みで、結果として間に合わなかった、、、なんて場合は、、、、誰に文句を言えばいいのでしょうね。。。。

環境・経産・国交の3省合同事業との事で、、、だ~れも、このあたりの事、、、知ってか知らずか、知らないふりか・・・・。だ~れも責任なんかは取りやしない。

ちょっとだけ嫌な予感がします。

本日の教訓 (^m^)/

住宅版エコポイント まずは申請、出しちまえ!!!!?

2010年2月 1日 (月)

住宅版エコポイントで知らぬ間に違法建築

住宅版エコポイント、、、スタートしましたが、いろいろと問題ありですねぇ。。。

新築とリフォーム、それぞれに問題がありますが、特にリフォーム。単なるリフォームと言ってしまえばそれまでですが、家電量販店でも住宅版エコポイント用に内窓サッシを売るらしく、確かにクーラーを取り付けられる程度の「大工さん技術」があれば、内窓だけでなく、多分外窓のサッシも交換できるのでしょうが、「交換・取り付け」できる技術と、建築に関する知識の有無はまったく別。申し訳ありませんが、家電量販店の店員さんが建築技術に精通しているとは到底思えません。ましてや、我々専門家でも頭をひねるような、建築基準法に関しては、素人。現在のエコポイントのシステムは、違法にエコポイントを搾取しないように・・・という意味での手続きはいくつかフィルターがかかっていますが、(それとて、、、大ザルのような気がしますが。。)そのリフォームが建築基準法上、適正であるかどうか、、の、チェックは全くありません。

当然、後日、そのリフォームが原因で、何か不都合があれば、その責任は、、いくら家電屋さんを責めようとも、最終的には施主であるあなたに被ってくるはずです。家電屋さんもそのあたりは承知で、きっと契約書の裏の拡大鏡でしか見えない契約約款の中に免責項目として書き込んであるでしょうねぇ。。。。いえ、、家電屋さん量販店さんだけじゃなく、ホームセンターでも窓なんかは売るでしょうから、、、その影響は計り知れず。

とりあえず、パッと頭に浮かぶのは、「防火設備」の取替え。「防火設備」とは基準法的な言い方で、ぶっちゃけ、、、「硝子に網の入った金属サッシ」の事です。特に市街地で住宅の立て込んだ地域に建っている家にお住まいの方は要注意。確かに見た目も悪いですし、この際だから透明なガラスに取替えちゃえ!!ってのは、結果として「違法」。網が入っているからにはそれなりの理由がある訳で、迂闊に透明ガラスに取り替えない方が無難です。シングルガラスをペアガラスに取り替える場合、ペアでも同じように網が入ったガラスがありますから、そのガラスならOK。ただねぇ、、その場合、普通のペアガラスよりガラスが厚くなるので、既存のサッシにまんま取り付けられるかどうか、、、これもケースバイケースです。

本日の教訓、、、(^m^)/

住宅版エコポイント 網入りガラスの取り変えは「要注意」

2009年1月16日 (金)

長期優良住宅に関するセミナー(北海道開催分)

(社)住宅生産団体連合会・(社)日本住宅協会 のそれぞれからご依頼をいただき、栃木が講師となり長期優良住宅に関するセミナーを行っています。基本的には住宅生産事業者(ハウスメーカー、ビルダー)様向けのセミナーですが、一般の方もお申し込みいただければ聴講可能です。2009年2月までのスケジュールです。それぞれ事前申し込みが必要ですので、リンク先よりお申し込み下さい。

2009年1月21日 13:30〜16:30 札幌ガーデンパレス 定員150名 <主催:住団連>

2009年2月2日 13:00〜16:15 札幌市教育文化会館 定員100名 <主催:日住協>

2009年2月25日 13:00〜16:15 旭川市道北経済センター 定員50名 <主催:日住協>

私の事務所「北工房」のHPです。たまに、、、覗いてください

2009年1月14日 (水)

200年住宅 5 パブリックコメント始まってます

国土交通省HPにおいて平成20年12月5日に公布された長期優良住宅の普及の促進に関する法律のパブリックコメント(意見公募)が昨年末より始まってます。

読む「勇気」と「根性」がある方は是非チャレンジしてみてください。

長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行令案

長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則案

長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準を定める件の案

長期優良住宅の普及の促進に関する基本的な方針案

次回からは、具体的に何が変わっていくのか、ご説明しますね。。




200年住宅は税金がお得に!

2008年12月21日 (日)

200年住宅 5 当面は・・・・

長期優良住宅普及促進法案に関するパブリックコメント、、本日(081221)の段階ではまだ、発表されていませんね。。近々、発表されますが、その手続きを経てから、多分、、来年の6月頃には実質スタート。。

で、長期優良住宅に認定され、例えば50年ローンとか、各種税制優遇処置を受けようとする場合、指定期間(多分、、、現在、確認申請を審査している機関)に申請が必要になります。

国交省は、「一般の住宅」と「長期優良住宅」の建設コスト差を200〜300万円と踏んでいるようです。ま、、これにしてもベンチマークとなる「一般の住宅」のレベルをどこにおくかで、変わってきますが、この2〜300万の差額を、税制その他で、フォローしようという目論見。。。

実際に、現在は「長期優良住宅」として認定された物は無いにも関わらず、実は、「長期優良住宅もどき?」を作ると1戸あたり200万円が直接、建て主に対して補助(つまり、、、貰える)になる制度は既にスタートしています。

続きは次回。

私の事務所「北工房」のHPです。たまに、、、覗いてください

2008年12月11日 (木)

200年住宅 4 200年は無理かな?・・・・

ブロガーさんのネタにも「200年住宅」の「200年」ってあたりがネタになっていますが、今回の「長期優良住宅普及促進法」で最も誤解を受けそうな部分ですね・・・(^m^;

これは決して、200年もつくらい頑丈な家を作りなさい、、、、って事ではなくて、住宅を200年長持ちさせられるような社会の仕組みを作りなさい!って事なんです。

もともと、BL協会なんかで、センチュリーハウジングという認定制度がありまして、その流れを組み、「100住宅」。それじゃインパクトが足りない!!という事で俗称「200年住宅」になっただけで、法律案のどこをひっくり返しても「200年」という言葉は出てきません。

実際のところ国交省では、3世代90年程度をイメージしているようです。。

誰も真剣には読まないと思いますが、、一応、、法案全文

かといって、やはりある程度「丈夫さ」、、初期性能は必要で、そのあたりの細かな技術基準に関しては、近々、、、ここ数日中に、国交省からパブリックコメント募集、、という形でOPENにされると思います。

この基準も、、、私から見るとメチャクチャ高いハードルでも無く、雑駁なイメージとしては「中の上」。北海道なんかでは、もともと、断熱のために家の初期性能が高いので、、、普通じゃん。。。って感じのレベルです。

続きは次回。

私の事務所「北工房」のHPです。たまに、、、覗いてください

2008年12月10日 (水)

200年住宅 3 いきなり・・・・

長期優良住宅普及促進法が11/28可決されました。どうやら、私のBlogなんかより、実際の動きが早いようで・・・(^m^;

多分、近々国交省で「パブリックコメント」募集を行い、実際には来春6月頃に、実際の運用がはじまります。

可決された途端、昨今の不景気風に後押しされ、住宅支援機構からは「50年固定金利ローン」の発表。税調からは住宅ローン減税、、、
いづれも来春からスタートです。

また、誤解が多いようですが、この長期優良住宅は、戸建て木造だけをイメージしたものではなく、マンション(賃貸・分譲共)や公営住宅なども包含した法律ですので、ある意味、建築基準法の改悪なんかよりは、一般の方々に影響が大きいのではないかと思います。

ちょっと、、追い越されてしまいましたが、、、政府の動きに負けないように、、少しづつ解説していきますね。。

続きは次回。

私の事務所「北工房」のHPです。たまに、、、覗いてください


2008年11月20日 (木)

200年住宅 2 まずは・・・・

別々の流れであった「超寿命」住宅に関する論議が、平成18年「住生活基本法」として、国会を通りました。これは、個別の住宅に特定せず、公営住宅やら街づくり、家づくりのシステムまで包括的に「いい住環境作ろうよ!」という法律で、国や都道府県には、ちゃんと「計画」くらいは作りなさいよ!!という義務が発生するという代物です。

上記の「住生活基本法」を受けて、都道府県で名称は異なるでしょうが「○○県住生活基本計画」みたいなものが、平成18年以降に策定されているはずです。

で、国はどうしたかってぇと、「住生活基本法」を受けて、「長期優良住宅普及促進法・・・・・・・(案)」てぇのを作成しました。なんで、「・・・・・・(案)」なのかってぇと、、これ、、まだ、、、成立してません。

続きは次回。

私の事務所「北工房」のHPです。たまに、、、覗いてください